湘南移住してから少し仕事からの帰りが早くなったので少しドラマを見るようになりました。湘南の事とは少しかけ離れるのですが気になったので紹介します。
会社の後輩からのススメもあり今期は
『中学聖日記』
を観ています。
その中で吉田羊さんが演じる女上司・原口律の名言が話題になっており、かなり自分としても気になったので紹介します。
『恋愛は幸福を殺し、幸福は恋愛を殺す』
なんとも恐ろしい言葉なのでしょうか。。
しかも言ったシーンというのが自分の部下が結婚を報告した時に言ったセリフ。
簡単に言うと「好きと幸せは両立しない」ですが…
この言葉だけ聞くと何とも不気味なセリフに聞こえますよね。
twitter上でも話題になっているようで
今日から始まったドラマ「中学聖日記」ハマりそう(笑)吉田羊が演じるぶっ飛んでる美女の「幸福は恋愛を殺し、恋愛は幸福を殺す」「好きと幸せは両立しない」は、名言!分かりすぎる女子多発でしょうw pic.twitter.com/oXjVRgyawn
— ミサミサ (@PVf21SNGlTszENw) 2018年10月9日
あーー名言すぎて全然寝れん〜
— 小川健介 (@tribueray) 2018年10月11日
「好きと幸せは両立しない。」#中学聖日記
そういや昨日の中学聖日記で羊ちゃんが言ってた。
— SΛT❍MI (@stmstm3103tkhs) 2018年10月10日
「好きと幸せは両立しない」ってやつ。
考えさせられたなー。。。名言。
化粧濃くて派手でバリキャリでバイセクシャルの吉田羊が「好きと幸せは両立しない」という名言に女とのキスシーンまでぶち込んできて控えめに言っても最高過ぎます #中学聖日記
— 認知のゆがみこちゃん (@ninchiyugami) 2018年10月9日
比較的女性が多い印象ですが、共感の声が多いようですね。
この名言を言ったとされる人物はスペインの劇作家「ウナムーノ」です。
ウナムーノとはどんな人物?
wikipediaで検索してみました。
ミゲル・デ・ウナムーノ・イ・フーゴ(Miguel de Unamuno y Jugo, 1864年9月29日 - 1936年12月31日)は、スペイン・ビルバオ出身の哲学者、著作家、詩人、劇作家。
いわゆる「98年世代」にあたり、真のスペインの思想・国家・人民のあり方について模索し続け、スペイン思想界に大きな影響を残した。実存主義的な思想家として知られ、哲学と詩の両面から生と死、あるいは自己の問題などに取り組み、「私とは何者であるか」「死後の私はどうなるか」の2点に強い関心を持った[1]。特にデンマークのセーレン・キェルケゴールに強く影響され、「南欧のキェルケゴール」と呼ばれる。
大学で哲学を教えていたということもあり、哲学者と言った方が分かりやすいかもしれませんね。
メインは「生と死」、「人格の不滅」を説いていたとのこと。
恐らく人格の不滅の中の一つとして『恋愛は幸福を殺し、幸福は恋愛を殺す』という名言が生まれてきたのかなと思います。
『恋愛は幸福を殺し、幸福は恋愛を殺す』は本当に好きと幸せは両立できないということ?
少しひも解いてみると
恋愛=「乱れ」
幸福=「平常」
ということだと捉えられます。
恋の病という言葉があるように恋愛は、人の心が平常ではないことの現れです。
それが平常の象徴である幸福と真反対の意味となりこの言葉が生まれたのではないでしょうか。
では、本当にこの両者は共存し得ないのでしょうか?
『幸福』が『正常』で、『恋愛』が『異常』だとすればこの世で結婚したり、子供ができたりすることはこの心理からすれば『異常事態』です。
この世は異常事態ばかり起きているということなのでしょうか…
いや確かに、異常と言えるかもしれません、かなりの
言い換えるなら
そこから『奇跡』という言葉が生まれたのかもしれません。
奇跡の連続で世の中が出来ているんですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
哲学にほとんど触れたことのない自分ですが、ドラマの一説で興味を持ったので調べてみました。
哲学って実は面白いかもしれませんね。
どんどん奥に入って調べていけばいくほど言葉の奥深さや真理が見えてぱっと開ける感覚、他では味わえない感覚でした。
今後の『中学聖日記』でも奇跡が起きることを楽しみに見続けたいと思います。
また、吉田羊さんの名言も楽しみにしています!