こんばんは。
湘南で自由な暮らしをしたいリョーです。
突然ですが、皆さんは一生忘れられない日ってありますか?
自分にとって今日がどうやら『一生忘れられない日』になりそうです。
一生忘れられないこと、それは友人から自分に向けられた一言、
「もう30歳超えたんだから、そろそろちゃんと将来考えなよ。」
本当に悔しくて、言い返したくてもなんて言えばいいかわからなくて、
悔しいけど何に悔しいのかわからなくて、
見返したくて、でも見返し方が分からなくて。
とにかく苦しい。
価値観の違いがあり過ぎる人にはどうやって見返すのかわからないですが、
結論、とにかく彼には理解のできないひたすら違う道を生き続けてやろうと心に決めました。
突如向けられた言葉の刃
なんの前触れもなく訪れた衝撃の瞬間。
ただ今日は新年の挨拶と彼の子供と遊ぶ為に家を訪ねただけでした。
そんな何気ないところ、ふとした会話の中で衝撃の言葉を投げかけられました。
自分
「そろそろ転職(4回目)を考えてるんだよね」
彼
「マジか。なんで?」
自分
「今の仕事(WEB広告領域)でより広い仕事をしたくて」
彼
「ふーん。今の会社って大きい会社で安定してるんじゃなかったっけ?」
自分
「上場企業だし、経営状態は安定してると思うよ」
彼
「じゃあ安定してるんだったら無理して別の会社行く必要なくない?むしろ社内で出世したら大きい仕事出来るから変える必要ないって」
自分
「でも、今の会社で出世するより、自分にとっても、お客さんにとってももっとインパクトのある仕事をしたいんだよね」
彼
「家とかどうするの?どこで買うの?転職ばっかしてたら銀行貸してくれないじゃん」
自分
「どこで働くか分かんないし、東京だけって決めてないから買うことは考えてないかな」
彼
「転職ばっかして銀行から借りれなくなって、一生賃貸っていろいろリスクあるからどうかと思うけどね。」
「もう30歳超えたんだから、そろそろちゃんと将来考えなよ。」
自分
「…」
スペックの違いなのか?
彼と自分ではたしかに生活が全然違います。
なんだか上から言われているのはスペックの違いでしょうか?
自分
- 仕事=IT系上場企業(3回の転職を経てアパレル業界から転職してきた3年目)
- 家族構成=独身(昨年離婚し子供はなし)
- 家=賃貸(海の近くの郊外団地の一室)
- 収入=30歳の平均年収を若干下回るぐらい
彼
- 仕事=日本有数の大手自動車メーカー勤務(転職組でおそらく7年目ぐらい)
- 家族構成=妻と子一人
- 家=新築戸建てを数年前に建てました
- 収入=大手自動車メーカーなの30歳平均の1.5倍ぐらい
たしかに現状のスペックに関してははたから見ると劣ってる感があると思う。
でも、上から言われるほどの差はないと思うし、何も考えずただ単純に転職を繰り返してるだけじゃなんだよな。
どうしてもスペックの違いだけで納得出来ない。
仕事に対する価値観がそもそも違う
もやもやの正体はなんなんだろうかと今日ずっと考えていて、ふと自分のブログを見返していた。
そしたら様々な書評で自分で書いているではないか。
最近紹介している、落合さんや堀江さん、天野さんや北野さんの著書での働き方の違いがバッチリ当てはまった。
彼を表すと、きっとこんな感じだ。
『大学を出て一流企業に就職。結婚を機にローンを組んで一生安泰。』
いわゆる人生成功の方程式にはまっているんだな。
そして自分は
『企業中心ではなくて個として生きていく為にチャレンジし続ける』
こんな感じの仕事観を持っている。
この考え方は以前「世界でいちばん自由な働き方」で紹介した。
結局この考え方、価値観の違いは自分が思っている以上に溝が深いんだなと思う。
相手も自分のことは意味わからないと思うし、自分もいらいらしている。
結局、自分の良いと思う道を突き進むことだ
ここまで考えて自分は悔しい言葉を受けてこんな働き方をすると誓った。
- 自分の好きなこと、得意なことで社会に貢献できる仕事をする
- 高年収とか企業とかに縛られない
- 家に縛られないで(必要と思えば買うかもだけど)自由な働き方を追求する
- 健全で幸せな生活をおくれるぐらいは稼ぐ
今回のことで、自分が彼の持っている仕事観に引っ張られているってことがわかってしまった。
彼が『大学を出て一流企業に就職。結婚を機にローンを組んで一生安泰。』という生活にできていることは素晴らしいことだと思う。きっと一握りの人しか掴めない生活だから。
そして、その生活が大多数の人が憧れる生活であることも確かなこと。
でも、自分が心を動かされるのは、好きなこととか得意なことでチャレンジし続ける人生だ。
だったら彼の考え方に振り回されなんかせず突き進むことにしよう。
とにかく、今日は人生の中で忘れられない1日になりそうだ。
どうやったら見返せるのかわからないけど、とにかくちゃんと仕事して生きていれば「そんな働き方も良いよね」って言われる日が来るかな…