湘南に移住しました

~好きな土地で好きな仕事をするために~

大学卒業して、大手企業に勤めて、家を買った人ってそんなに偉いの?

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こんばんは。

 

湘南で自由な暮らしをしたいリョーです。

 

突然ですが、皆さんは一生忘れられない日ってありますか?

 

自分にとって今日がどうやら『一生忘れられない日』になりそうです。

 

一生忘れられないこと、それは友人から自分に向けられた一言、

「もう30歳超えたんだから、そろそろちゃんと将来考えなよ。」

 

本当に悔しくて、言い返したくてもなんて言えばいいかわからなくて、

悔しいけど何に悔しいのかわからなくて、

見返したくて、でも見返し方が分からなくて。

とにかく苦しい。

 

価値観の違いがあり過ぎる人にはどうやって見返すのかわからないですが、

結論、とにかく彼には理解のできないひたすら違う道を生き続けてやろうと心に決めました。

 

突如向けられた言葉の刃

なんの前触れもなく訪れた衝撃の瞬間。

ただ今日は新年の挨拶と彼の子供と遊ぶ為に家を訪ねただけでした。

 

そんな何気ないところ、ふとした会話の中で衝撃の言葉を投げかけられました。

 

自分

「そろそろ転職(4回目)を考えてるんだよね」

「マジか。なんで?」

自分

「今の仕事(WEB広告領域)でより広い仕事をしたくて」

「ふーん。今の会社って大きい会社で安定してるんじゃなかったっけ?」

自分

「上場企業だし、経営状態は安定してると思うよ」

「じゃあ安定してるんだったら無理して別の会社行く必要なくない?むしろ社内で出世したら大きい仕事出来るから変える必要ないって」

自分

「でも、今の会社で出世するより、自分にとっても、お客さんにとってももっとインパクトのある仕事をしたいんだよね」

「家とかどうするの?どこで買うの?転職ばっかしてたら銀行貸してくれないじゃん」

自分

「どこで働くか分かんないし、東京だけって決めてないから買うことは考えてないかな」

「転職ばっかして銀行から借りれなくなって、一生賃貸っていろいろリスクあるからどうかと思うけどね。」

「もう30歳超えたんだから、そろそろちゃんと将来考えなよ。」

自分

「…」

 

スペックの違いなのか?

彼と自分ではたしかに生活が全然違います。

なんだか上から言われているのはスペックの違いでしょうか?

 

自分

  • 仕事=IT系上場企業(3回の転職を経てアパレル業界から転職してきた3年目)
  • 家族構成=独身(昨年離婚し子供はなし)
  • 家=賃貸(海の近くの郊外団地の一室)
  • 収入=30歳の平均年収を若干下回るぐらい

 

  • 仕事=日本有数の大手自動車メーカー勤務(転職組でおそらく7年目ぐらい)
  • 家族構成=妻と子一人
  • 家=新築戸建てを数年前に建てました
  • 収入=大手自動車メーカーなの30歳平均の1.5倍ぐらい

 

たしかに現状のスペックに関してははたから見ると劣ってる感があると思う。

でも、上から言われるほどの差はないと思うし、何も考えずただ単純に転職を繰り返してるだけじゃなんだよな。

 

どうしてもスペックの違いだけで納得出来ない。

 

仕事に対する価値観がそもそも違う

もやもやの正体はなんなんだろうかと今日ずっと考えていて、ふと自分のブログを見返していた。

そしたら様々な書評で自分で書いているではないか。

最近紹介している、落合さんや堀江さん、天野さんや北野さんの著書での働き方の違いがバッチリ当てはまった。

 

彼を表すと、きっとこんな感じだ。

『大学を出て一流企業に就職。結婚を機にローンを組んで一生安泰。』

いわゆる人生成功の方程式にはまっているんだな。

 

そして自分は

『企業中心ではなくて個として生きていく為にチャレンジし続ける』

こんな感じの仕事観を持っている。

この考え方は以前「世界でいちばん自由な働き方」で紹介した。 

www.shonan-ijyu.com

 

結局この考え方、価値観の違いは自分が思っている以上に溝が深いんだなと思う。

相手も自分のことは意味わからないと思うし、自分もいらいらしている。

 

結局、自分の良いと思う道を突き進むことだ

ここまで考えて自分は悔しい言葉を受けてこんな働き方をすると誓った。

 

  • 自分の好きなこと、得意なことで社会に貢献できる仕事をする
  • 高年収とか企業とかに縛られない
  • 家に縛られないで(必要と思えば買うかもだけど)自由な働き方を追求する
  • 健全で幸せな生活をおくれるぐらいは稼ぐ

 

今回のことで、自分が彼の持っている仕事観に引っ張られているってことがわかってしまった。

 

彼が『大学を出て一流企業に就職。結婚を機にローンを組んで一生安泰。』という生活にできていることは素晴らしいことだと思う。きっと一握りの人しか掴めない生活だから。

そして、その生活が大多数の人が憧れる生活であることも確かなこと。

 

でも、自分が心を動かされるのは、好きなこととか得意なことでチャレンジし続ける人生だ。

だったら彼の考え方に振り回されなんかせず突き進むことにしよう。

 

 

とにかく、今日は人生の中で忘れられない1日になりそうだ。

どうやったら見返せるのかわからないけど、とにかくちゃんと仕事して生きていれば「そんな働き方も良いよね」って言われる日が来るかな…

【書評/ニッポン2021ー2050 落合陽一、猪瀬直樹】今年キーワードはポリテック!

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こんにちは。

 

湘南で自由な生活をしたいリョーです。

 

年始の番組「朝まで生テレビ!元旦スペシャル2019」を観てました。

 

普段、テレビを観ない自分としては

日本ってこんなに問題山積みなのか!?

っとびっくり。

 

1番の問題は「問題に対して既得権益とか立場とかが絡んで中立的な議論が出来ていないんだな。」

でも、国の根幹に関わることをしたいと思ったら民間だけでもダメだからどうにかしなきゃなと。。

 

そこで、番組内ですごく落ち着いて発言されていたお二人はどう思われているのか?

ということでの著書を読みたいと思って早速読了しました。

ニッポン2021-2050 データから構想を生み出す教養と思考法

ニッポン2021-2050 データから構想を生み出す教養と思考法

 

 

この本では、ポリテックというキーワードに基づいて日本の解決できていない社会課題をどうするか?が落合陽一さん、猪瀬直樹さん両方の考えで書かれています。

少子高齢化、介護問題、地域格差、それらをオリンピックでどう表現し、その後の発展に生かすか。

 

問題自体が身近なこともありますが、

なんといっても分かりやすいし、表現もセンセーショナルで面白い!

 

政治ってどうしても難しく考えがちになってしまいますが、抵抗なく読める本なので普段政治に触れる機会の少ない若い人とかに読んでほしいなと思います。

 

  

ニッポン2021ー2050でいう【ポリテック】とは?

「ポリテック(POLITECH)」とはポリティクス(politics)とテクノロジー(technology)を合わせた造語のことです。

自民党小泉進次郎さんと落合陽一さんが食事をしていたところ、小泉さんが政治の世界ではテクノロジーの観点が大事だというお話から考え出したそうです。

 

落合さんの言葉としては

政治の課題をテクノロジーで解決する。テクノロジーの課題を政治的に解決する。そして政治とテクノロジーがそれぞれ変わっていく。これが「ポリテック」の意味です。

ということ。

 

具体的にいうと、

介護するときに介護職の人がいなかったらロボットに助けてもらいましょう!みたいなことです。

 

以前、10年後の仕事図鑑を紹介したときに「AIやロボットに仕事を奪われる!」のような危機感があると書きました。

 

でも介護士さんとか、保育士さんとか人手が足りないところはそもそも足りていないのだからロボットに助けてもらった方が良いですよね!

 

要は奪い合いではなく共生ということなんじゃないかと思うわけです。

 

どこで共生して、どこで奪い合いにならないかを政治でコントロールできればうまく社会として回っていく気がするってことかなと勝手に理解しました。

 

ニッポン2021ー2050の著者、落合陽一さんと猪瀬直樹さんてどんな人?

今回ポリテック(政治とテクノロジー)がテーマですが、そのテーマで論じられる最高のお二人なんです。

 

落合陽一さん

テクノロジー分野で研究者、大学教授、経営やアーティストまでやられている、簡単にいうととても頭の良いスーパーマン的な方ww

※詳しくはこちらをご覧ください。 

www.shonan-ijyu.com

 

 

猪瀬直樹さん

猪瀬 直樹は、日本の作家、元政治家。長野県出身。血液型AB型。『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。道路公団民営化推進委委員、地方分権改革推進委員会委員、日本文明研究所所長、大阪市特別顧問、大阪府特別顧問。

wikipediaより

大学卒業後、教授の下で日本政治思想を研究され、その分野で作家に転身され、ノンフィクション作家としてご活躍されました。その後、小泉内閣のときにブレーンとして政治に参加され、その後東京都知事もやられています。

 

つまり、官民でいうところの「民の立場でありながら官もやられて精通されているプロフェッショナル」ということになりますね。

 

この業界内でトップオブトップのお二人が書かれているのだから面白い本でないわけがはないですね。

 

まとめ/ニッポン2021ー2050で学んだこと

この本を読んで特に思ったことは二つです。

 

  1. 政治ってそんなに難しいことじゃない!
  2. 自分が意識して、小さいことから実装していければ社会は変わる!

 

政治ってそんなに難しいことじゃない!

「いまの東京育ちエリートの最大の弱点は肌感覚で地方を知らないことにある」

今の問題の根幹ってこんなことなの!?って感じですよね。

統計とか政策とかリーダーシップとか、難しく論じがちですが、問題の根源は「知らないこと」

 

そしたらあんちゃさんとが札幌を発信されていますが、

東京から札幌にUターン移住します。拠点を北海道に移す理由 | まじまじぱーてぃー

これを政治家さんや官僚の方々に読んで貰えば話が進むかもじゃないですか?

発信て大事なんだな。

 

日本の近代、特に20世紀後半を象徴している「原風景」はなにか、と考えると『ドラえもん』に行き着きます。

政治の話にドラえもん!?!?オリンピック以降の政治でこれまで既存の慣習からの脱出をドラえもんで例えるとは素晴らしい。

でも分かりやすいですよね!?

 

ドラえもんの風景はメディアによって作られて今も洗脳されていますよーって言えばすぐに新しい見え方が出来てきます。

 

自分が意識して、小さいことから実装していければ社会は変わる!

「発見」が仕事を作るということを忘れなければ、どこからでも新しい動きを起こせると思います。

猪瀬さんが道路公団を民営化したという話題の際に触れた言葉です。

仕事もそうですが、なにかを成し遂げるってきっかけは発見で、発見された問題を解決するために考えて行動するってことなんだなと。

社会を意識していれば「発見」ができるようになるんだなと感じました。

 

自分とは何かを突き詰めることではなく、とりあえず、いま自分が出来ることを可能な限り挑戦してみて、出来ることを積み上げていくという姿勢です。

落合さんがポリテックを遂行できる人を論じているときの言葉です。

正直、ITの発展が早すぎてついていけないですよね。5年後どうなっているか、1年後すらもどうなっているかわからない。

 

こんな時代に自分が出来ることってなんだろう?

 

小さなことでも自分はこうした方が良いってことを信念もってやっていくこと。

これしかないですね。

 

あと発信しつづけよう、っと。

 

 

P.S 『ニッポン2021ー2050』はこんな曲聴きながら読みたい

youtu.be

最近よく聞くおもてなし

でもどうなの?現実後回し shit

【書評/転職の思考法ー北野唯我】いつでも今の会社を出れる状態にするぞ!

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こんにちわ。

 

湘南で自由な生活をしたいリョーです。

 

突然ですが、

転職したいと思っている人いませんか?

 

はい!思ってます。

というあなたに良い本をご紹介します。

 

何を隠そう自分は転職3回の実践派ですww

 

転職の本は色々あるのですが、ここまでうさんくさくなくて分かりやすい本は

なかなかないかなーというのが感想です!

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

 

 

自分の市場価値を見つめなおして「いつでも転職出来る状態にする」

この本の目標とするところにすごく共感します。

 

そして、この本の特徴は

ただのノウハウ本ではなく物語になっているためめっちゃ読みやすい!!

 

これから転職活動始める方、おススメです!

  

 

転職の思考法筆者『北野唯我』さんとはどんな人?

北野さんは神戸大学卒業し、博報堂に入社されたようです。

これだけ聴くとエリートじゃんと思うのですが、そこからがすごい。

 

ご自身のブログから引用させていただききますと

新卒にて大手広告代理店の経営企画局・経理財務局で中期経営計画の策定、MA、組織改編、子会社の統廃合業務などを担当。その後、米国・台湾での留学を経て、外資系戦略コンサルに転職。総合商社の事業戦略立案などを担当。2016年にワンキャリアに参画、最高戦略責任者。経営企画・メディア事業担当の執行役員、採用コンサルタント。一方で、サイトの編集長としてコラム執筆や対談、企業現場の取材を行う

 

博報堂→留学を経てボストンコンサルティンググループに転職→株式会社ワンキャリアに参画。

っと、大手の広告代理店、コンサルティング会社を経て、ベンチャーヘッドハンティングに会社に参画と、異色の経歴ではないかと…

 

きっと著書で表わされている主張もご自身の経験から導き出されたのかもしれませんね。

 

【転職の思考法】で学んだ転職をする意味

以前より何回か他の人も考えられている

「会社→個人」の価値変革がおこるという事が北野さんも前提にあります。

さらに、それで「一生食べていけるには?」という人間にとっての大命題を論じています。

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北野さんの主張としては「会社→個人」になったときに、転職を前提としてキャリアを積むことが大事とのこと。

私はこの本を通じて、すべての人が「いつでも転職できる状態」をつくりたいと本気で願っています。

もし、「会社→個人」というように社会が変わって「これから自由に転職していいですよー、その代わり仕事できない人は仕事ありませーん」となったときにそこから動き出したのでは遅いんです。

 

さらに、個人の考え方にするためには

上司を見て働くか、マーケットを見て働くかの違いだ

という言葉で表されています。

会社の中で出世するためにゴマすってばっかり、イエスマンではもうだめなんです。

会社の外で自分が何ができるか、会社の中での出世ではないキャリア形成の考え方が必要になってくるんですね。

 

【転職の思考法】にみる正しいキャリアの積み方

では、会社の外でも働ける人はどんなものを持っている人なのでしょうか?

この本の肝になると思いますが下記の図が持っていなければならないものなんですね。

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出典、 https://www.onecareer.jp/articles/1488

「業界自体が伸びているか」「なにか特殊な技術があるか」「仕事に活かせる人脈があるか」

これらが大事なんですね。

 

以前、ブログでも紹介した「10年後の仕事図鑑」では特に「何か特殊な技術があるか」に焦点を当てて書かれていましたね。 

www.shonan-ijyu.com

 

自分としてはやはり、特殊な技術を伸ばす戦略で行こうと思います。

どれを伸ばすのが正しいとかではなくて自分にあった伸ばし方を意識することが大事なんですね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

これからの食べていくために必要なキャリアを考えることは本当に大事なことだと思います。

もし、自分が市場価値が低いとしたらすぐに転職を考えるべきです。

 

でもほとんどの人が「一つの会社で出世する」戦略を取っているので、すぐに心持ちを変えるのは難しいことかもしれません。

実際に北野さんも本文中で以下のようなことも仰っています。

転職が悪だというのは、新たな選択肢を手に入れる努力を放棄した人間が発明した、姑息な言い訳にすぎない。

それほど、今の常識からすると違うと言われることの方が多いんですよね。

 

だからこそ、キャリアに対して具体的なビジョンと転職の戦略が必要になってくるんです!

 

転職ってめっちゃ悩みます。それを助けてくれる本として一読されることをお勧めします。

 

 

P.S 『転職の思考法』はこんな曲を聴きながら読みたい。 

youtu.be

【書評/破天荒フェニックスー田中修治】挑戦する者のバイブルだ!

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あけましておめでとうございます!

湘南で自由な生活をしたいリョーです。

 

皆さん年末のお休みはいかがお過ごしでしたでしょうか?

 

自分は湘南でゆっくり過ごしたかったのですが、、

呼ばれたため仕方なく実家で過ごしておりました。

 

しかし、ただぼーっとしていたわけではありませんよ!

去年出会った最高の本に釘付けでございました!!

 

出でよ『破天荒フェニックス』!!

破天荒フェニックス オンデーズ再生物語  (NewsPicks Book)

破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 (NewsPicks Book)

 

 

と何かを召喚する感じで紹介してしまいましたが、フィクションの物語ではありません。

 

実際に起きた事業再生を物語風に編集したビジネス書です!

 

そして、、、2018年出会った中で最高の本ではないかと。

 

至る所で感動して。

至る所で泣いて。

至る所で心が揺れた。

 

そんな作品なので強烈におススメします。

 

 

 

破天荒フェニックスとは挑戦者の戦記である

この物語は主人公(筆者)の田中修治さんが「オンデーズ」というメガネ屋を買うところから始まります。

 

しかし、この会社は

「年間20億円の売り上げだが毎月2千万の赤字、14億円の借金を抱えている」

なかなかのいわくつき物件。

 

その会社を何年もかけて立て直すストーリーになっています。

 

似ているところでいうと池井戸潤さんの「陸王」とか「下町ロケット」に近いんですかね?

 

しかし、決定的に違う点が、、、

このオンデーズという会社は実在しておりノンフィクションであること。

リアリティがすごいし、逆風が強すぎるし、挑戦する姿勢が半端じゃない。

常に前向きで常に背水の陣で臨んでいる。

 

そんな荒波に果敢に立ち向かう経営者の姿に読者は一気に引き込まれます。

 

何かに挑戦しようとしている人ならば共感の嵐で泣きたくなってしまうのでしょう。

※自分のように…

 

破天荒フェニックスの著者ー田中修治さんとは?

田中修治さんは実在している「株式会社オンデーズ代表取締役社長」です。

そして、沈みそうな株式会社オンデーズの株式を取得し、復活させたレジェンド的な人ですね。

※詳しくは本を読んでみてね。

 

文中にも出てきますが、田中修治さんのお父様も経営者だったとかで、経営手腕はお父様譲りなのかもしれませんね。

実はオンデーズの前からWEBのデザイン企画会社を経営されていたようです。

起業時の年齢はなんと21歳!

 

10年も違う経営者歴があるかたでもこんなに苦しい挑戦を強いられるのか…

経営は本当に簡単ではないってことですね。

 

破天荒フェニックスの感動したポイント

この本の一番の見所は、自らの会社を「海賊」と評していますが、

その名の通り幾多の試練を超えていくところ、その心持ちに感動します。

ここでいくつか紹介します。

 

俺みたいに、会社も小さくて資金も信用もない若い経営者が、大きなチャンスを掴む為には、皆んなが嫌がるような案件、ちょうどこのオンデーズみたいな、燃え盛る火の中に自ら進んで手を突っ込んでいくようなことでもしないと、なかなかそんなチャンス掴めないでしょう?

オンデーズを買う話の際の田中さんの言葉です。

なんとも挑戦者らしい考え方。そうです、チャンスを掴むにはリスクをとることも絶対に必要な要素なんですよね。

 

僕らがやりたいのは、そういう『単なる安売り』じゃなくて『本当に価値のある商売』がやりたいんです!

物を売ったことのある人は心にグッとくる言葉ですよね。

イノベーションを成功させるには今までの慣習を壊すような行為をしなければならないですが、その時の目線として「お客様目線」は1番大事にすること。

そんな当たり前のことを思い出させてくれる一言です。

 

仕事の苦しみは成長によって洗い流すしかないのだと実感した。

皆さん、仕事で頑張ってますか?苦しんでますか?

悔し涙を流すこともあると思いますが、仕事の借りは仕事で返すしかないんですよね。

しかも、成長して成功させて見返したときに初めてわかる。

悩むときと成功する時に時間差があるからこそ辛くて、成長できる。

 

苦しいときに読み返したい一説です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

感動するポイントをいくつか紹介させていただきましたが、その他にも挑戦してきた人なら必ずしも響くキーワードが多くの名言が眠っています。

 

厳しい逆風が来ればくるほど、田中さんの挑戦者としての攻める姿勢が強くなり、その強い気持ちが珠玉の言葉で綴られています。

 

最後まで読みきって自分も挑戦者になりたいと本気で思わせてくれました。

 

なので2019年の目標は

『自分史上のスピード感で挑戦する』

これに決めました。

田中さん、自分の船が向かう先を決めて信念を持って進んでいきますね!

P.S 破天荒フェニックスはこんな曲を聴きながら読みたい

youtu.be

さあ貪れ

笑ひ飛ばすのさ

誰も通れぬ程

狭き道をゆけ

 

【書評/読書感想 】世界でいちばん自由な働き方ー天野雅晴

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こんにちは。

 

湘南で自由な暮らしをしたいリョーです。

 

湘南に引っ越してきてからというもの

自由な働き方ってなんだろう?

ということをよく考えています。

 

そんな折に出会った本がこちら!

 

「企業に縛られない自由な働き方が出来るシリコンバレーに行っちゃいましょう!!」

 

ざっくりいうとこんな感じの本です。

※ざっくりすぎてゴメンナサイ。。

 

日本でも時代の流れが副業解禁やVCが活発になってきていますが、やはり本場シリコンバレーは制度や文化として起業家を支援できているところが大きく違うところだと感じました。

 

この本の中では実際に筆者が出会ったシリコンバレーの起業家の方々の経験談から、実際にシリコンバレーで働く手順やマインドセットまで実践的に書かれています。

 

結局経験者の方々からのお言葉は

準備とかは考えず、何もせず、とにかく来てしまった方が早い、ということです。

 

湘南からシリコンバレーへ行っちゃいますか!?!?

 

世界でいちばん自由な働き方の筆者【天野雅晴さん】とは?

現在、株式会社グローバルビジョンテクノロジー代表取締役会長でいらっしゃいます。

1979年に渡米し、カリフォルニア州立大学修士号取得し、シーメンス関連企業で7年勤められて企業されています。

 

ということは、約30年前にアメリカで企業された先駆者ですね。

そしてグローバルビジョンテクノロジーではシリコンバレーとニューヨークを拠点として、グローバル人材を育成する事業や日米企業の架け橋となられたり、日本人がアメリカ進出する際の支援を行われているプロフェッショナル。

 

この本はまさにプロフェッショナルが先駆者の知恵が詰まった

「おばあちゃんの知恵袋」的な1冊なんですね。

 

ビジネスにおいて、もう“正解を追い求める”時代ではない

10年後の働き方図鑑でもありましたが、旧来の人生設計では通用しなくなってきているということは天野さんも提言されています。

 

一生懸命、学校で勉強して、いい大学に入って、そこから一流企業に入ってしまえば、一生安泰…。

たしかに、バブル経済の頃までは、そんなプランが「人生成功の方程式」と言えたのでしょう。

 

落合陽一さん堀江貴文さん等多くの方々が同じことをおっしゃていますね。

さすがにこれだけ色んな本の中で同じ主張があるというとは、本当なんじゃないでしょうか。

しかも、売れている本はこういった主張の本が多いので、日本人が求めていることなのかもしれませんね。

 

企業ではなく個人単位の働き方が求められる。

現在はシリコンバレーが代表的な実施している都市ですが、これから日本も間違いなく個人主義に変わっていくでしょう。

 

「ヨコ社会」という考え方

日本ではタテ社会とよく言われますが、シリコンバレーでは「ヨコ社会」が普通みたいです。

 

個人は自分の得意なことを見つけてエキスパートになることが基本的なキャリアを積む方法という考えで、日本のゼネラリストを育てるやり方とは一線を画す考え方です。

 

だからこそ、得意な人同士が簡単にプロジェクトを組んだりした方が効率が良いのですね。

一企業に属すという考えも逆で基本的には「分業制」。

自分な得意なことをいろんなところで発揮することが良しとされています。

 

異業種交流会やメンター制度など、分業がやりやすい制度が整っていることで街が後押ししているのもシリコンバレーの特徴。

 

簡単にいうと「日本と逆の観念で社会がつくられている」んだなと思います。

 

世界でいちばん自由な働き方の読書感想

ここまできてふと思いました。

 

自由な働き方ってなんだろう?

 

時間が自由とか、職場が自由とか、ストレスがないとか色々考えがありますが、シリコンバレーの考え方だと

 

自分の好きなこと、得意なことで生活ができて人の役にたてること

 

このことに尽きるのかなと思います。

今会社で時間拘束が長いとか通勤がしんどいとか思うってことは自分の好きなことや、得意なことじゃないからそう思うんです。

 

だって旅行行くときに電車とか飛行機の中ってワクワクしませんか?

ワクワクしない仕事だから行くのがしんどくて、会社にいるのが嫌なのでは?と。

 

あと、会社組織の中にいると実際にお客さんが喜んでいるのか、自分の仕事が役に立っているのかわかんないですよね。達成感がないんです。

 

ワクワクする仕事で、達成感が味わえる仕事の仕方がシリコンバレーでは形になっているんじゃないか!

 

うん、この仕事だったらいつまででも続けられそう!

 

まとめ

シリコンバレーに行っちゃいますか?

ということはさておき、シリコンバレーのマインドや制度は非常に魅力的だと思います。

 

自分のやりたいことが起業家や、IT系だったとしたらシリコンバレーに間違いなく行きましょう!

大変なこともありますが、行ってみればなんとかなるようです。

 

具体策も「二年で達成するシリコンバレー就職計画」みたいなタイトルで具体的に書かれているので正直すぐできます。

 

そして筆者が最後に大事だと言っているのが

「特別な資質」よりも「行動」すること

とにかく動け!

絶対に成功するからとかではなく、誘われたらやってみるとか、旅行に行ったらハマっちゃったとかそんな動機からシリコンバレーで成功したかたもたくさんいます。

 

「果報は寝て待て」と言いますが、果報が来たときにすぐに動くことが自由な働き方をするときにいちばん大事だなと。

 

 

P.Sこんな曲聴きながら読みたい 

youtu.be

 New York, concrete jungle where dreams are made of
ニューヨークって、夢が生まれるコンクリートのジャングル
There's nothing you can't do
あなたが出来ないことなんてない

【書評-10年後の仕事図鑑/落合陽一×堀江貴文】人生を楽しむために新たな一歩を踏み出してみよう

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こんにちは。

 

湘南で自由な生活をしたいリョ―です。

 

最近巷では

「10年後にAIの進歩によって人間の仕事に奪われてしまうのではないか!?」

みたいなニュースが結構出てきていて結構不安な人が多いのでは?

 

21世紀になって明らかに一歩先を歩いているなあと思うお二人がAIの進化によって10年後の仕事がどうなるかを対談形式で話し合った本があります。

 

10年後の仕事図鑑

10年後の仕事図鑑

 

 

個人的には自由な働き方をしていれば世の中便利になっていんじゃない的に思っているのですが、自由に仕事することとAIの進化って結構密接に結びついてることを教えていただきました。

 

結論としては

自由な自分にしかできない仕事=AIやロボットに取って変わられない仕事

 

こんな風に理解しました。

 

  

 落合陽一さんと堀江貴文さん

 落合陽一さん

異名が【現代の魔法使い】と呼ばれるメディアアーティストの方。

しかしながらアーティストだけでなく、筑波大学の教授や経営者としての顔も持っていります。

著書に日本再興戦略 (NewsPicks Book)デジタルネイチャー 生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂など、独自の目線から社会のアップデートを提唱されています。

簡単に言うと、めちゃくちゃ頭が良くてなんでも出来ちゃうスーパーマン的な感じです。

 

堀江貴文さん

皆さまご存じのライブドア元社長です。

今は特に注目されているのが宇宙ロケットですよね。積極的に投資をされて、活発化させようとされています。

その他、SNSのファウンダーをされたり、色々な事業を手がけられています。

好きなことだけで生きていく。 (ポプラ新書)という本があるように、現代で趣味を仕事にするという風潮の先駆けです。

 

10年後の仕事図鑑はどんな本?

AIが出てきて人間の仕事が奪われてしまうのではないか?そんな不安もあるだろう。

 

でも、そういう変化の激しい時代だからこそ自分自身の人生を見つめなおして、楽しい人生を歩めるように考え直しましょう!という非常に前向きになれる本です。

 

仕事図鑑という本の名前なのでメインは楽しく自由に仕事をするということ。

 

今はほとんどの人がサラリーマンとして給与を会社からもらって、生きている人がほとんどですよね。

でもその生活が息苦しく思っている人もだんだん多くなってきています。

 

少なくとも自分は自由な楽しい仕事を好きなだけしたいと移住しました。

 

この本の中で

「AIが生活に入り込んでくると自動化が進み、生活コストがかからないから働かなくてもよくなる」と堀江さんは仰っています。

でも、まったく何もしない人っていなそうですよね?

 

自分の好きなことを仕事にして役に立つ仕事がしたい。これって人が求める最高の幸福の形なのでは?と思うわけです。

 

・好きなことに没頭し、仕事になるまで遊び尽くす

・好きなことを掛け合わせ、「100分の1」を目指す

 

好きなことが仕事になる。こんな社会を作りたいなーと本気で思わせてくれる本でしたね。

 

10年後の仕事図鑑、書評と感想。

普通が普通でなくなる時代

 今まで普通だと思っていたことが普通じゃなくなる時代ですね。

大手企業が上場廃止になったりとか、LINEみたいな企業が急成長したり、フリーランスで稼げる人が急に増加したりと働くことの常識が大きく変わる時代です。

 

なぜ本当にやりたい仕事で人生を満たそうとしないのか?

サッカー選手の本田選手を例に挙げて

ピュアな情熱と社会的な使命感のある人

こういう人が本当に自分のやりたいこと、やるべきことをやっている人として挙げている。

単純に自由な生活をしたくて、適当に本業と副業を分けてやればいいってことでもないってことですね。

 人生におけるすべてのアクションが、遊びとも、仕事とも勉強とも解釈できる。

本田選手並みに集中できることがあること、それを仕事に出来るって単純にすごいことだなと。

突き詰め方が他の人と違うからこそ成り立つことですね。

 

でもみんな趣味とか興味あることの1個や2個はあると思うから少しずつでも進めていくことが大事なのかなと感じます。

 

なにしたいかわからないという人に落合さんが本書の中でアドバイスをしています。

何をしたらいいかわからない?まずは夕食から決めよう

それぐらいなら決められそうな気がする!!ww

 

まとめ

 これからの社会は本当にどうなるか誰にも分からないということを特に痛感した本でした。

 

インターネットって本当に世界を変える力を持ってると思うし、スピードが尋常じゃなく早い。。

大学出て、大きい会社入って、結婚して、一軒家買って、ゆったり住む。

こんな幸せ実はもう幻想になっているのかもと思います。

 

自分の身は自分で守るという個人主義になった反面、その気になればなんでも好きなことが出来る時代にもなったと言えます。

 

AIに仕事がとられる、年金がなくなるとかきっと事実だと思います。

 

でも好きなことが出来る未来も同時に待っていると思えば希望が持てますよね?

 

夕食を決めるところからまずは始めて見ます。

 

 p.s『10年後の仕事図鑑』はこの曲聞きながら読みたい

何だって本気でやりゃ叶う
成さねばならぬ だから成せばなる
きれいごと だとか言うな
マジでうるせぇ 俺のこの人生で証明するぜ

面白法人カヤック代表、柳澤大輔『鎌倉資本主義』を読んで、地域で働く意義を考えた。

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こんにちは。

 

湘南で自由な暮らしをしたいリョーです。

 

最近はこのまま湘南で暮らしたり、新しく仕事したりできたらいいなーと漠然と 考えてます。

 

そんな時に先日書店で【鎌倉資本主義】という本に出会いました。

この本は以前、鎌倉に会社のあるIT企業のコミュニティであるカマコンで紹介した『面白法人カヤック』の代表、柳澤大輔さんが書かれている本です。

 

www.shonan-ijyu.com

 

この本を読んで『地域で働くってどんな意義があるのか?』といった地域で働くことがいかに素晴らしいかを改めて知りました。

 

そして、やっぱり地域コミュニティで働くって面白そう!と改めて思いました。

 

 地域資本主義が会社も地域も活性化する

この本の主題である「地域資本主義」、

柳澤さんの考え方としては「GDP」に 変わる会社の評価基準が必要!

ということです。

 

お金の追求だけじゃなく環境に配慮しているとか、地域社会に貢献しているとか、ガバナンスがきちんとしているとか、もっと身近なことが評価基準になるべきだ。ということですね。

 

確かにお金儲けだけの会社ってどうもしっくりこないというか、自己中なイメージがあるのって身近に恩返しが出来ていないと思うからなんですよね。

 

柳澤大輔さんってどんな人?

鎌倉に本社を置くWEBの制作会社『面白法人カヤック』のCEOですね。

カヤックは3人の創業者がいて(貝畑政徳、柳澤大輔、久場智喜)その一角となる方です。

 

皆さん慶応大学出身の方で、在学中から3人で会社を興す構想はあったようです。

卒業にあたってそれぞれ別の道を歩もうということで、

  • 貝畑政徳さん⇒大学院に進む
  • 柳澤大輔さん⇒サラリーマンになる
  • 久場智喜⇒アメリカを放浪

と別々の道に進みます。そして貝畑さんの卒業までそれぞれの道を究めて、『面白法人カヤック』設立の流れとなります。

「サイコロで給与を決める」という面白い人事制度で結構話題を集めてる会社なので別々の道もじゃんけんとかで決めてたりしてww

 

自分も誰かと将来に向けて本気で決めごとして進みたいですね。

 

柳澤大輔さんの考える『鎌倉資本主義』って?

面白法人っていうぐらいですから柳澤さんの考える社会は面白い社会。

具体的にどんな社会かというと

多様性が認められる社会

すなわち一人ひとりが輝く社会

一社一社が特徴的である企業社会

地域ごとに特徴がある社会 

 と仰っています。

 

みんな一緒がみんな良いと昔言ってた気がしましすが、その逆で「個性を生かす社会」という考え方。

最近「ダイバーシティ、多様性」という言葉が働き方改革で出てきていますが、そうした新しい社会の枠組みとも合致する考え方ですね。

 

柳澤さんはこの多様性の社会を実現するために、それぞれの会社が東京だけじゃなく各々の地域社会とつながって、地域+会社の成長が必要であると言っています。

・ 地域経済資本ー財源や生産性

・地域社会資本ー人のつながり

・地域環境資本ー自然や文化

この3つの資本をバランスよく増やしていくことが人の幸せにつながる。 

 

うん、確かに各地域が企業と共に成長できれば日本社会はもっと活性化するし、面白い会社とか面白いことが場所に縛られず出来そう!

 

鎌倉資本主義、感想・まとめ

ざっくり内容を紹介しましたが、本書では柳澤さんが実際にどんな方法で地域資本主義をを推し進めているかが書かれています。

 

例えば、

・地域の人も使える社食

・地域の人も使える会社の託児所

などなど、、

実際にその企業だけでなく、まちの人と一緒に地域を活性化できる仕組みを実施しています。

 

働き方改革で「自由な場所で働きましょう」とか「自由な時間で働きましょう」とか「個人の自由」が言われることが多いですが、それを持続可能な仕組みにするヒントが『鎌倉資本主義』には詰まっているのかなと思います。

 

自分はたまたま面白法人カヤックの会社の近くで身近に感じられるので、この本を手に取りました。

実際に、今は湘南の良い空気感にハマってしまって、地域でゆったり働きたいなーと思っているのでとても共感できる内容でした。

 

ただゆっくり仕事するだけじゃなくて、それが身近な地域のためになり、地域が活性化することにより社会が豊かになる。最高のエコシステムじゃないでしょうか?

 

p.s『鎌倉資本主義』はこの曲聞きながら読みたい

大人の言うことを聞け 決して言うとおりにしろじゃない