あけましておめでとうございます!
湘南で自由な生活をしたいリョーです。
皆さん年末のお休みはいかがお過ごしでしたでしょうか?
自分は湘南でゆっくり過ごしたかったのですが、、
呼ばれたため仕方なく実家で過ごしておりました。
しかし、ただぼーっとしていたわけではありませんよ!
去年出会った最高の本に釘付けでございました!!
出でよ『破天荒フェニックス』!!
と何かを召喚する感じで紹介してしまいましたが、フィクションの物語ではありません。
実際に起きた事業再生を物語風に編集したビジネス書です!
そして、、、2018年出会った中で最高の本ではないかと。
至る所で感動して。
至る所で泣いて。
至る所で心が揺れた。
そんな作品なので強烈におススメします。
破天荒フェニックスとは挑戦者の戦記である
この物語は主人公(筆者)の田中修治さんが「オンデーズ」というメガネ屋を買うところから始まります。
しかし、この会社は
「年間20億円の売り上げだが毎月2千万の赤字、14億円の借金を抱えている」
なかなかのいわくつき物件。
その会社を何年もかけて立て直すストーリーになっています。
似ているところでいうと池井戸潤さんの「陸王」とか「下町ロケット」に近いんですかね?
しかし、決定的に違う点が、、、
このオンデーズという会社は実在しておりノンフィクションであること。
リアリティがすごいし、逆風が強すぎるし、挑戦する姿勢が半端じゃない。
常に前向きで常に背水の陣で臨んでいる。
そんな荒波に果敢に立ち向かう経営者の姿に読者は一気に引き込まれます。
何かに挑戦しようとしている人ならば共感の嵐で泣きたくなってしまうのでしょう。
※自分のように…
破天荒フェニックスの著者ー田中修治さんとは?
田中修治さんは実在している「株式会社オンデーズの代表取締役社長」です。
そして、沈みそうな株式会社オンデーズの株式を取得し、復活させたレジェンド的な人ですね。
※詳しくは本を読んでみてね。
文中にも出てきますが、田中修治さんのお父様も経営者だったとかで、経営手腕はお父様譲りなのかもしれませんね。
実はオンデーズの前からWEBのデザイン企画会社を経営されていたようです。
起業時の年齢はなんと21歳!
10年も違う経営者歴があるかたでもこんなに苦しい挑戦を強いられるのか…
経営は本当に簡単ではないってことですね。
破天荒フェニックスの感動したポイント
この本の一番の見所は、自らの会社を「海賊」と評していますが、
その名の通り幾多の試練を超えていくところ、その心持ちに感動します。
ここでいくつか紹介します。
俺みたいに、会社も小さくて資金も信用もない若い経営者が、大きなチャンスを掴む為には、皆んなが嫌がるような案件、ちょうどこのオンデーズみたいな、燃え盛る火の中に自ら進んで手を突っ込んでいくようなことでもしないと、なかなかそんなチャンス掴めないでしょう?
オンデーズを買う話の際の田中さんの言葉です。
なんとも挑戦者らしい考え方。そうです、チャンスを掴むにはリスクをとることも絶対に必要な要素なんですよね。
僕らがやりたいのは、そういう『単なる安売り』じゃなくて『本当に価値のある商売』がやりたいんです!
物を売ったことのある人は心にグッとくる言葉ですよね。
イノベーションを成功させるには今までの慣習を壊すような行為をしなければならないですが、その時の目線として「お客様目線」は1番大事にすること。
そんな当たり前のことを思い出させてくれる一言です。
仕事の苦しみは成長によって洗い流すしかないのだと実感した。
皆さん、仕事で頑張ってますか?苦しんでますか?
悔し涙を流すこともあると思いますが、仕事の借りは仕事で返すしかないんですよね。
しかも、成長して成功させて見返したときに初めてわかる。
悩むときと成功する時に時間差があるからこそ辛くて、成長できる。
苦しいときに読み返したい一説です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
感動するポイントをいくつか紹介させていただきましたが、その他にも挑戦してきた人なら必ずしも響くキーワードが多くの名言が眠っています。
厳しい逆風が来ればくるほど、田中さんの挑戦者としての攻める姿勢が強くなり、その強い気持ちが珠玉の言葉で綴られています。
最後まで読みきって自分も挑戦者になりたいと本気で思わせてくれました。
なので2019年の目標は
『自分史上のスピード感で挑戦する』
これに決めました。
田中さん、自分の船が向かう先を決めて信念を持って進んでいきますね!
P.S 破天荒フェニックスはこんな曲を聴きながら読みたい
さあ貪れ
笑ひ飛ばすのさ
誰も通れぬ程
狭き道をゆけ