湘南に移住しました

~好きな土地で好きな仕事をするために~

【書評/読書感想 】世界でいちばん自由な働き方ー天野雅晴

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こんにちは。

 

湘南で自由な暮らしをしたいリョーです。

 

湘南に引っ越してきてからというもの

自由な働き方ってなんだろう?

ということをよく考えています。

 

そんな折に出会った本がこちら!

 

「企業に縛られない自由な働き方が出来るシリコンバレーに行っちゃいましょう!!」

 

ざっくりいうとこんな感じの本です。

※ざっくりすぎてゴメンナサイ。。

 

日本でも時代の流れが副業解禁やVCが活発になってきていますが、やはり本場シリコンバレーは制度や文化として起業家を支援できているところが大きく違うところだと感じました。

 

この本の中では実際に筆者が出会ったシリコンバレーの起業家の方々の経験談から、実際にシリコンバレーで働く手順やマインドセットまで実践的に書かれています。

 

結局経験者の方々からのお言葉は

準備とかは考えず、何もせず、とにかく来てしまった方が早い、ということです。

 

湘南からシリコンバレーへ行っちゃいますか!?!?

 

世界でいちばん自由な働き方の筆者【天野雅晴さん】とは?

現在、株式会社グローバルビジョンテクノロジー代表取締役会長でいらっしゃいます。

1979年に渡米し、カリフォルニア州立大学修士号取得し、シーメンス関連企業で7年勤められて企業されています。

 

ということは、約30年前にアメリカで企業された先駆者ですね。

そしてグローバルビジョンテクノロジーではシリコンバレーとニューヨークを拠点として、グローバル人材を育成する事業や日米企業の架け橋となられたり、日本人がアメリカ進出する際の支援を行われているプロフェッショナル。

 

この本はまさにプロフェッショナルが先駆者の知恵が詰まった

「おばあちゃんの知恵袋」的な1冊なんですね。

 

ビジネスにおいて、もう“正解を追い求める”時代ではない

10年後の働き方図鑑でもありましたが、旧来の人生設計では通用しなくなってきているということは天野さんも提言されています。

 

一生懸命、学校で勉強して、いい大学に入って、そこから一流企業に入ってしまえば、一生安泰…。

たしかに、バブル経済の頃までは、そんなプランが「人生成功の方程式」と言えたのでしょう。

 

落合陽一さん堀江貴文さん等多くの方々が同じことをおっしゃていますね。

さすがにこれだけ色んな本の中で同じ主張があるというとは、本当なんじゃないでしょうか。

しかも、売れている本はこういった主張の本が多いので、日本人が求めていることなのかもしれませんね。

 

企業ではなく個人単位の働き方が求められる。

現在はシリコンバレーが代表的な実施している都市ですが、これから日本も間違いなく個人主義に変わっていくでしょう。

 

「ヨコ社会」という考え方

日本ではタテ社会とよく言われますが、シリコンバレーでは「ヨコ社会」が普通みたいです。

 

個人は自分の得意なことを見つけてエキスパートになることが基本的なキャリアを積む方法という考えで、日本のゼネラリストを育てるやり方とは一線を画す考え方です。

 

だからこそ、得意な人同士が簡単にプロジェクトを組んだりした方が効率が良いのですね。

一企業に属すという考えも逆で基本的には「分業制」。

自分な得意なことをいろんなところで発揮することが良しとされています。

 

異業種交流会やメンター制度など、分業がやりやすい制度が整っていることで街が後押ししているのもシリコンバレーの特徴。

 

簡単にいうと「日本と逆の観念で社会がつくられている」んだなと思います。

 

世界でいちばん自由な働き方の読書感想

ここまできてふと思いました。

 

自由な働き方ってなんだろう?

 

時間が自由とか、職場が自由とか、ストレスがないとか色々考えがありますが、シリコンバレーの考え方だと

 

自分の好きなこと、得意なことで生活ができて人の役にたてること

 

このことに尽きるのかなと思います。

今会社で時間拘束が長いとか通勤がしんどいとか思うってことは自分の好きなことや、得意なことじゃないからそう思うんです。

 

だって旅行行くときに電車とか飛行機の中ってワクワクしませんか?

ワクワクしない仕事だから行くのがしんどくて、会社にいるのが嫌なのでは?と。

 

あと、会社組織の中にいると実際にお客さんが喜んでいるのか、自分の仕事が役に立っているのかわかんないですよね。達成感がないんです。

 

ワクワクする仕事で、達成感が味わえる仕事の仕方がシリコンバレーでは形になっているんじゃないか!

 

うん、この仕事だったらいつまででも続けられそう!

 

まとめ

シリコンバレーに行っちゃいますか?

ということはさておき、シリコンバレーのマインドや制度は非常に魅力的だと思います。

 

自分のやりたいことが起業家や、IT系だったとしたらシリコンバレーに間違いなく行きましょう!

大変なこともありますが、行ってみればなんとかなるようです。

 

具体策も「二年で達成するシリコンバレー就職計画」みたいなタイトルで具体的に書かれているので正直すぐできます。

 

そして筆者が最後に大事だと言っているのが

「特別な資質」よりも「行動」すること

とにかく動け!

絶対に成功するからとかではなく、誘われたらやってみるとか、旅行に行ったらハマっちゃったとかそんな動機からシリコンバレーで成功したかたもたくさんいます。

 

「果報は寝て待て」と言いますが、果報が来たときにすぐに動くことが自由な働き方をするときにいちばん大事だなと。

 

 

P.Sこんな曲聴きながら読みたい 

youtu.be

 New York, concrete jungle where dreams are made of
ニューヨークって、夢が生まれるコンクリートのジャングル
There's nothing you can't do
あなたが出来ないことなんてない