湘南に移住しました

~好きな土地で好きな仕事をするために~

【書評/読書感想 本多静六】私の財産告白を読んでお金のルールを知った。

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こんにちは。

 

湘南で自由な生活をしたい、らいおです。

 

貯蓄ができない!

とお悩みの方いらっしゃるのではないでしょうか?

 

とある番組でマネーフォワードの社長である辻庸介さんが

 

お金の増やし方はこの人を見習え

 

ということを仰っていたのを見て、早速著書を拝読しました。

 

明治時代の話が多いのですが

お金の基本がわかりやすく書いてある…

 

当たり前のことが当たり前に書いてあるのですがちゃんと読み返すと感慨深いものがあります。

 

 

 

お金を増やすための第一歩

「タネ銭を作り、投資によってお金を動かして財を成す」

この本が書かれている根本にはこの考え方があります。

 

この考え方を実践するにはタネ銭を作る必要があります。

 

その秘訣は

タネ銭を作るには貯金しかありません。

 

貯金をする方法は本多静六さんは以下のように実践されました。

 

「本多式四分の一貯金法」

ホンの一回 、最初の出発において 、何人もまず四分の一の生活切り下げを断行してください 。

簡単にいうと「お給与の四分の一を貯金しましょう」ということです。

そしてボーナスは全て貯金しましょうとも説いています。

 

もし月給20万円でボーナスが一年で40万円だった場合、

 

貯金=(20万円の四分の一)5万円×12ヶ月+40万円=100万円

 

一年で100万円の貯金ができます。

 

これを数年重ねることでタネ銭を作るのです。

 

ぎりぎり出来ると思いませんか??

 

「私の財産告白」の著者、本多静六さんとは?

多くの日本人のお金の基本とされる「月給4分の1天引き貯金」を実践して財を成した、投資家です。

そして、本業は大学で林学を専門とした教授です。

 

生まれはなんと「慶応2年」!

明治の直前の江戸時代生まれということになりますね。

ということは、「月給4分の1天引き貯金」は明治に提唱されたということになります。

 

そして、定年と同時に暮らしに必要な金額を残して全てを寄付した方でもあります。

 

本多静六さん曰く、

金を貯めてどうする ?財産をこしらえて 、果たしてなんにしようというのか 。これは 、金を貯めた者も 、貯めない者も一様に取り上げてみる問題である 。

この証が有用な寄付に使うということだったのでしょう。

素晴らしい方です。

 

100年以上「お金の基本」として語り継がれることは本物の証です。

 

本多静六さんの教え

さあ、タネ銭を作ったあと投資はどのようにしたのでしょうか?

 

基本的には「株式投資」と「土地購入」を行なっていました。

「土地購入」については本多さんが林業を生業にされていたので本業に近いかもしれません。

 

今回は「株式投資」について書きたいと思います。

 

本多さんは自分で株式投資のルールを設けていました。

まず 、株式のお話から始めるとすると 、 「二割利食い 、十割益半分手放し 」という法で押し通した 。

「2割儲けたら儲け分を売り、突然2倍になったらそれ以上伸びる見込みがあれば半分売る」というものです。

 

「2割儲けたら儲け分を売り」

こちらは2割儲けた分は株式からリスクの少ない銀行預金に預けていたものです。

欲をかいて失敗することが多い株式投資で、リスクを減らす動きでしょう。

現在では銀行預金は利益が少ないため、大型の投信等に入れるのが良いのではないでしょうか。

 

「突然2倍になったらそれ以上伸びる見込みがあれば半分売る」

稀に株式価値が2倍に跳ね上がる場合があります。

当然ハイリスクハイリターンの投資先ですね。

 

その場合は2倍になった段階で半分を売りに出します。

そうすると元々の元本は回収できることになり、残った株式はタダで手に入れたも同然の株式になります。

 

ここまで見てきて本多さんの言いたいことは

  • 儲けすぎる前にルールを持って売ること
  • リスク分散しましょう

 

この点ではないかなと思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

今回はダイレクトにお金の話をしました。

改めてお金と向き合うって大事ですよね。

 

お金と向き合うときは堅実に驕らず、真摯に向き合う

これが大事だなと。

 

世界一の投資家、ウォーレン・バフェットも言っていますから。

第1ルール、損しないこと。第2ルール、第1ルールを忘れるな。

気持ちが大きくなってしまうと失敗してしまうのですね。。

 

 

【書評・読書感想 古市憲寿】平成くん、さようならで死について考えてみた

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こんにちは。

 

湘南で自由な生活をしたい、らいおです。

 

今回は社会学者の古市憲寿さんの小説、「平成くん、さようなら」をご紹介します。

 

この小説の素晴らしいところは現実かフィクションかはただ読んでいるだけではわからないところです。

 

 

そう、舞台は2019年の現代日本

 

そこは、前年に安室ちゃんが引退した日本。

 

そこは、スマホUberを予約する日本。

 

そこは、グーグルホームに話しかける日本。

 

そこは、天皇生前退位で「平成」が終わりを迎えている日本。

 

そう、現代の日本。

 

 

たったひとつ違うこと、それは

 

安楽死が認められていること

 

 

死について普段考えたことありますか?

 

この物語は主人公である「平成くん」が安楽死を考えてると彼女に打ち明けるところから始まる。

 

そこは安楽死が合法化して、自殺が減って、安楽死が増えている世界。

 

最初は特にフィクションだからと気にはならない。

 

でも、読み進めていくと違和感が生まれてくる。

 

そう、物語は「今」起きている。

 

2019年のここ日本で起きている。

 

だから、いやでも「今」安楽死について考えさせられる。

 

生死について考えさせられる。

 

こんな感覚は初めてだった。

 

果たしてこれまで自分は生死について本気で考えてきただろうか?

 

答えはノーだ。

 

安楽死について考えたことありますか?

 

いじめにあって、つらくて精神的に病んで安楽死を選ぶ。

 

末期のガンと診断されて、余命宣告をされたから安楽死を選ぶ。

 

飼っている猫が苦しんでいるから、楽にしてあげようと安楽死を選ぶ。

 

こんな描写があるがどれも実感が湧いてくる。

 

平成28年厚生労働省の調査で本気で自殺を考えたことがあるのは国民の20%だという。

 

日本人は1億2千万人だから2400万人は考えたことのある試算だ。

 

個人的には考えたことのない人間としてこの数は多いと思う。

 

この2400万人は安楽死が合法化された日本はどう見えるのだろう。

 

生きやすい日本と感じるだろうか?

 

最近何かの本で「生きるということはそれだけでつらいことである」という言葉を見た。

 

ゲームみたいに「今回の人生はこれくらいで終わりにして、はじめからスタート」みたいな感覚は生きやすいのかなと思う。

 

だから個人の結論としては、「安楽死という選択肢がある事は、楽に生きられる心の支えになるかもしれない」ということだ。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

普段は簡単には考えられない生死について考えさせてくれる「平成くん、さようなら」は良い小説だなと思います。

 

苦しんで死にたくない。

 

揺れる椅子で眠るように死にたい。

 

昔に半分冗談で言っていたことを思い出した。

 

現代では安楽死は合法化されていないけど、一歩間違えば合法化されてもおかしくない。

 

シュタゲ的にいうと違う世界線なら安楽死が合法化された日本があるのだと思う。

 

だから、近い将来に合法化される前に安楽死をどう考えるか?

 

安楽死が簡単にできるようになったら、この法律をどう利用するか?

 

心の準備は必要なのだと切に感じる。

 

【書評・読書感想 老舗の流儀 虎屋とエルメス】人も企業も日々変化することが大事。

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こんにちは。

 

湘南で自由な生活をしたい、らいおです。

 

今回『虎屋とエルメス』を題材にした本を読破しました。

半分経営の本ですが、伝統の話が個人的には1番面白かったです。

 

この本は虎屋の社長「黒川光博さん」とエルメスの副社長「齋藤峰明さん」との対談をまとめた本です。

虎屋とエルメスは共に、創業から100年以上たったいわゆる『老舗』です。

 

対談の中に衝撃だったのが

『この時代、コンスタントなことはひとつしかない。全てが常に変わっていくことだ。』

という、常に変化することを意識している点がかなり意外でした。

 

何百年の伝統があるからこそ、その伝統やブランド価値にとらわれず、常に変化していくことが生き残る基本だと。

 

会社としても個人としても『常に変化すること』はこの時代大事なんです。

 

 

虎屋とエルメスとは?

虎屋

創業はなんと約500年!みんなが知っている和菓子の名家です。

よく手土産に使われますよね。

 

虎屋は室町時代に京都で創業しました。

後陽成天皇に和菓子を献上して以降、皇室御用達の製菓業となったようです。

 

フランスにも店舗を構えており、最近では『トラヤカフェ』や御殿場の『とらや工房』等新しい試みも老舗でも続けています。

 

エルメス

創業約180年。プレゼントとかであげた方いらっしゃるのではないでしょうか?

最初はエルメスのロゴにあるような『馬具工房』からスタートしました。

日本には1979年に直営店を開店しているので、日本では約40年の歴史になりますね。

 

有名な『ケリーバッグ』とか『バーキン』とかはいつまでたっても価値が落ちない、最高の商品として君臨していますね。

※何年も前の商品なのに、何百万とか何千万とかするのありますからね。

 

虎屋の【黒川光博さん】とエルメスの【齋藤峰明さん】

今回の対談はエルメスの齋藤峰明さんが会見で「エルメスの競合ブランドは?」という質問に対して

「強いて言うなら虎屋さんかな」

という答えがあって実現しました。

 

お互いに老舗企業を背負う経営者であるお2人。考えも似てるところがあります。

『常に変化し続けなければいけない』

この価値観はお二人が持っていて、老舗として続く秘訣なんじゃないかと思います。

変化の名言からお二人を紹介していきます。

 

黒川光博さん

虎屋の17代社長です。17代ということは虎屋の社長さんは全員黒川さんなんですね。

黒川光博さんは特に虎屋のフランス進出やトラヤカフェ等、新しいことに取り組んでいることで知られています。

 

名言をいくつかご紹介します。

今現在は価値があると思うものが、一年先には、どれだけ価値があるかわからない。そうなると、変えていけないものは何も無いように思うのです。「ここは変えていけない」と思うものでも、日々、変わっている気がします。

とても奥深い言葉ですね。伝統ある会社の型でも先はわからない。

まさに現代を表現する言葉ではないでしょうか。

 

過去の成功体験に則って、止まった状態で考えたものは、必ずしも成功しないと思うのです。企業にも個人にも「静止状態」はなく、動きながらものを見て、考えて作っていく。まさに、動きながら考えることが求められているのではないでしょうか。

500年の歴史があれば多々の成功体験があるでしょう。

そこに甘んじない考えが素晴らしいです。

自分も過去の成功体験に溺れないことって大事なんでしょうね。

 

 

齋藤峰明さん

現在シーナリーインターナショナル代表で、2015年までエルメスフランス本社副社長を勤められました。

この方の経歴はとても変わっていて面白い経歴の持ち主です。ざっとまとめると

  • 高校卒業後渡仏
  • パリで芸術大学に進学
  • パリの三越トラベルで働き初めて、所長就任
  • 40歳でエルメスインターナショナルに入社
  • エルメスジャパン社長に就任され、その後フランス本社副社長

なかなか見ない経歴ですね。

 

対談の言葉もフランス生活が長いためか、フランスの考え方と日本の伝統的な考え方があって新しい見方を教えてくれます。

 

(齋藤さんからみた)虎屋さんのお菓子について、最上級のいいもの、美味しいものを作るという理念は変わっていない。けれども、「おいしいものって何だ?」という基準は、時代によって変わっているはずです。

うんうんって感じですね。いつも美味しいものって微妙に変えられていて時代性に合わせられてるって聞きますよね。

 

企業として新しい形として作りたいと思っていましたが、言うそばから時代は変わっていく。毎日、新しい形が必要といっていいくらい、変化していかなくてはいけないと感じていたのです。

黒川さんと同じ考えですね。この考えには日本もフランスも変わらないんですね。

 

エルメスの社長)デュマさんは、よく「日本人は手で考える」と言っていました。手で考えるということは、技術を守りつつ、新しいものを作っていくことだと思うのです。日本人はそれを突き詰めるのが、割合、うまいのではないでしょうか。

日本人は手が器用だという話はよく聞きますが、フランスから見るとこんな視点があるんですね。

まさに、【職人芸】というものでしょうか。職人も日々進化していくことで最強に近づくのかなと。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

今回この本を読んで感じたことは「変化」の重要性です。

100年を超える長い間愛されている企業だからこそ変化の重要性がわかるんですね。

 

今回は経営者の対談ということで企業の変化についての話でした。

 

でも

企業が毎日変化しなければならないのなら、個人はもっと変化しなければ!

切に感じました。

 

楽天の三木谷さんが言っていましたが、

『昨日よりも1%成長する』

 

意識しないと停滞してしまうので心に刻んで生活していかなければなりませんね。

【天職とは?】人生4回目の転職活動で分かった好きな仕事の探し方

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こんにちは!

 

湘南で自由な生活をしたい「らいお」です。

※今回から自分にあだ名を付けましたww

 

大分ご無沙汰してしまっておりました。

 

この1ヶ月間ブログを更新せずにやっていたこと、

それは…

 

転職活動です!

 

またやってしまいましたww今回でなんと4回目ですから。

 

我ながらチャレンジャーだと思いながら

どうしても考えることがあって実行に移しました。

 

どうやら、これからの時代は好きなことを仕事にしなければ生きていけないらしいぞ!

 

 

 

ある本との出会い

これまでのブログを読んでくれた方はよくお分かりでしょう。

 

最近自分…

本しか読んでないんです!

 

本を読んではブログで感想を綴る。

そんな生活をしてきました。

 

多々本を読んできましたが、最近よく手に取る本は

「これからの社会はどうなる?」

「100年時代の生き方」

「AIで仕事が変わる!」

とか、将来に関する本をよく読んでいました。

 

そして、これから働いていくにあたってどの本にも共通して書かれていることがありました。

 

どうやらこれからの時代は好きなことを仕事に出来るらしい。

むしろ、好きなことを突き詰めないと生きていけないと。。

 

詳しくは以前の記事に書いてあるので気になる方は読んでみてください。

 

 

www.shonan-ijyu.com 

www.shonan-ijyu.com

  

単純にですがこれらの本を読んでいると

『好きな事を仕事にして生きていける世界は素晴らしい!』

と思ったわけです。

 

しかも、始めるならば早い方がいいというではありませんか。

 

これは好きな仕事をするしかない!天職を探すべし!

 

自分の天職ってどう探せばいいんだ?

過去4回転職してきましたが、その時も考えることがあります。

 

自分が好きなことややるべき事はなんだろう?

 

過去それぞれの転職では大義名分が自分の中にあって一つも後悔はしていません。

経験もそれなりに積めたと思っています。

 

そして、今回のテーマは「好きなことを仕事にする」です。

 

もちろん稼ぐことは大事ではありますが、それよりも自分が自分らしくずっと仕事していても

熱中して疲れたり、ストレスを抱えない仕事探しが今回のテーマ。

 

結論、ひたすら過去の自分を洗い直して、何に夢中になって考える!!

これにつきます。※今度やったことは詳しく紹介します。

 

まずは、今の仕事が本当に好きな仕事かを考えます。

仕事中のストレスはどうか?

仕事に喜びややり甲斐はあるか?

これから先も何年もの間勤められるか?

待遇は抜きにして自分の仕事についてぐるぐる考えます。

 

自分の答えはノーでした。

 

好きなことを仕事にして稼ぐ方法

転職を決意した自分はやっとここで転職活動を決意しました。

 

しかし、好きな事を『仕事にする』って結構難しいんですよね。

そんなに大金はいらないですが少なくとも天職の場合、給与で生活基盤を築く必要があります。

好きな『趣味』をやるわけではなく『仕事』、お金を稼がなければならないんです。

 

その解決策を模索していましたが結論がでました。

 

好きなこと✖︎成長産業

これが今のところ自分の中での最適解です。

 

自分の場合は好きなことは洋服でした。

過去3社ともアパレル企業で仕事自体はとても楽しくやり甲斐のある仕事でしたが、

昨今のアパレル不況でなくなく業界を去ることに。。

今回考え直してみて好きなこと=洋服で決まりです。

 

なので、自分の場合の最適解は

 

アパレル✖︎IT

 

になりました。

 

そこから、アパレルとITを掛け合わせた会社を探して転職活動開始です!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

仕事って人生の8割を占める大きなファクターです。

 

昔、百貨店を舞台にした漫画「リアルクローズ」で上司であった田渕優作の名言がありました。

「仕事が面白きゃ、人生の半分以上の時間が楽しいんだぜ」

 

ああ、グッときますね。

 

これまでの日本は好きな仕事が出来るひとは一握りと言われてきました。

仕事で疲れた心を休みの趣味で補う。

そんな仕事人生は嫌です。

 

そんな悪の風習に決別するべく「好きなことを仕事にしてやる」と誓いました。

 

この流れを教えてくれた知識人の皆様、本当にありがとうございます。

 

転職は悩みがつきものだと思います。

これからもここ数ヶ月に渡る転職活動日記をこれからパラパラ書いていきます!

新年の初詣は鎌倉観光ついでに『鶴岡八幡宮』に行こう!

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こんにちは。

 

湘南で自由な暮らしをしたいリョーです。

 

湘南の初詣といえば、

鶴岡八幡宮』ですよね!

 

昨年引っ越してから神奈川の神社は行ってなかったんですが

1月5日初詣を機に鶴岡八幡宮に行ってきました。

 

混んで大変でしたが、新年らしくかなり盛り上がっていて最高でした!

来年も行こうと思います!

 

 

鶴岡八幡宮とは?

早速鶴岡八幡宮Wikipediaで調べてみました。

鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)は、神奈川県鎌倉市雪ノ下にある神社。旧社格国幣中社で、現在は神社本庁別表神社

別称として鎌倉八幡宮とも呼ばれる。武家源氏、鎌倉武士の守護神。鎌倉初代将軍源頼朝ゆかりの神社として全国の八幡社の中では関東界隈で知名度が高く、近年では三大八幡宮の一社に入ることがある。境内は国の史跡に指定されている。

当然のことかもしれませんが、鎌倉時代の中心となった神社ですね。

八幡社ということで八幡神が祀られています。

 

八幡神というのは『武神の神』のことを指しており、武士が武運を高めるために崇拝した神様のようです。

そのため、ご利益は【勝負運・仕事運・出世】が良いです!

 

そしてもう一つ、、

【縁結び・良縁】のご利益でも有名です!

それもその筈で日本史上最高のカップル!といわれる源頼朝と政子夫婦が結ばれた地でもあります!

また、源義経の妾(めかけ)である静御前鶴岡八幡宮で永遠の愛を詠ったことも有名ですね。

 

そういえば、大河ドラマ義経』では静御前は【石原さとみさん】が演じていて話題になりましたね!

 

ともあれ、仕事や恋愛にご利益があり、国内屈指のパワースポットには行くしかないですね!!

 

鶴岡八幡宮の初詣は出店も沢山出ていて活気がすごい!

三が日は流石に混むだろうと、年が空けて少し経った1月5日にお参りに行きました。

 

そしたら三が日が終わってるにも関わらず、すごい活気なんですね!

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すごい人の波で活気が溢れています!

 

出店も出ていて、ちょっとしたお祭り感があります。

 

 もちろんおみくじもやりました!

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半日ぐらい居ても飽きないぐらい、甘酒飲んだり、焼きそば食べたり、占いしたり、色々楽しめるので午前中からゆっくりいくのもおススメです。

 

 

鶴岡八幡宮に初詣する際の注意点は?

さて、人気のこれだけある鶴岡八幡宮の注意点は

 

人が混みすぎること!

 

こちらに限ります。

 

三が日はまず避けましょう!

 

三が日明けの土日の昼間に自分は行ったのですがお参りまで約1時間かかりました。

途中から交通規制がかかっており、並んでゆっくり進む感じになってます。

 

また、電車も混みすぎて遅延したり、乗れなかったりするので気をつけてください。

特に大船からは混みます。

 

出店も多いのでゆっくり滞在するぐらいの気分で

時間に余裕をもっていきましょう。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

鶴岡八幡宮は混みますがパワースポットのためか嫌な気分になりません。

 

時間さえ間違いなければ普通に行けるので、鎌倉散歩も含めて行ってみてはいかがでしょうか?

 

ちなみに夕方、海沿いの夕焼けは綺麗です。

16時半頃の日の入りなので時間を見計らって行ってみて下さい。

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【書評/感想 商売人人価ー村井眞一】まさに商売の教科書だ!

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こんにちは。

 

湘南で自由な生活をしたいリョーです。

 

今日は「商売人人価」という本を読みましたのでご紹介します。

商売人人価 〜「最先端デジタル技術」と「売れる店の思想」が小売業の未来を拓く〜

商売人人価 〜「最先端デジタル技術」と「売れる店の思想」が小売業の未来を拓く〜

 

 

著者は村井眞一さんであの『TSUTAYA』を創業されたメンバーのお一人です。

その経験から商売の基本を再定義されています。

 

本の始まり

商売の基本的な法則に則っているか。

最新のシステムを活用しているか。

小売業が成功するか否かはこの2点にかかっているというのが、私の実感です。

この言葉に尽きますね。

 

 

商売人人価の著者、村井眞一さんてどんな人?

村井眞一さんはTSUTAYAの創業者メンバーの一員であることが有名ですね。

 

キャリアのスタートは株式会社鈴屋です。

当時、最大手のアパレル小売店で経験を積まれています。

『商売の基本的な法則』はこの鈴屋で培われたと本書に書かれています。

 

その後、増田宗昭さん、伊藤康史さんと共にTSUTAYAの前身となるレコード屋「LOFT」を立ち上げられます。

この「LOFT」は大きく成長し、現在の『カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社』になります。

 

こちらを退社後は、いくつかの会社で代表取締役を歴任され、現在はECフルフィルメントサービスをサポートされる会社「株式会社AMS」で代表取締役を務められています。

 

皆さんご存知の通り、TSUTAYAは大成功をしてどこにでもあるショップに成長しました。

その成長の基本は鈴屋時代に養った『商売の基本的な法則』と『最新のシステムの活用』にあったようですね。

 

TSUTAYA成功の背景には『商売の基本』と『最新システム』があった

商売の基本といえば何を思い浮かべるでしょうか?安く仕入れて高く売るとかでしょうか。

 

社会の現状と業界のアルゴリズムとのギャップに着目すれば、活路が見えてくる。

これが村井さんの考える商売の基本。

これがいわゆる「お客様のニーズ」につながるんですね。

 

この考え方は、お客様主体に考えるという意味ではamazonに似ているかもしれません。 

www.shonan-ijyu.com

 

 

お客様の立場で業界のおかしな常識を打ち破ることにチャンスがあるんだと思います!

 

そして最新システムの導入という観点ではTSUTAYAの成功事例として、POSの導入がありました。

回転率のいい商品を追加補充するスピードが圧倒的に速くなります。

このように書かれていますが、要は『圧倒的なスピード』を生み出す原動力に最新システムはなり得ます。

 

お客様の立場に立って業界の歪みというヒントを見つけて、システムによって圧倒的なスピードで変えていく。

 

きっと村井さんの商売論とはこういった内容だと想像できます。

 

組織の作り方にも基本がある

この本では組織の在り方も書かれています。

歴史を使った表現がとてもわかりやすかったです。

 

英雄が作った国や組織は一時期ものすごいインフレーションを起こして膨張しますが、そのあと急激なデフレーションに見舞われて短命に終わるのです。

秦の始皇帝豊臣秀吉が例としてあげられてましたが、たしかに長く続いてないんですよね。

トップのカリスマだけで持っている会社って確かに続かないイメージがあります。

 

対照的なのが

共和制ローマヴェネツィア共和国は、絶対的な王や英雄に権力を集中させることなく、民主的な共和制を採ることで長きにわたって反映しました。

ということ。

現在の『民主主義』が長く続いているのもうなづけます。

 

結構会社で民主主義を目指すことは大変ですし、完全体は見たことがありません。

 

しかし、トップダウンではなく意識してみんなで作り上げていく姿勢が大切ですね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

ここ最近商売の本を読んでいると、

商売の基本はお客様目線でお客様の為にいかに動けるか

この一点に尽きると感じます。

 

村井さんが経営の祖、ピータードラッカーの言葉を引用していました。

社会をより良いものにするために、企業は存在する。

 

自分のお金のためとかの私利私欲は生まれがちですが、

みんなが社会を考えられる企業になったらきっと良い社会になるなあと思います。

 

P.S 【商売人人価】はこんな曲を聴きながら読みたい。

youtu.be

 

 

【書評/感想 世界最先端の戦略が分かるamazonー成毛眞】地球上で最もお客様を大切にする会社。

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こんにちは。

 

湘南で自由な暮らしをしたいリョーです。

 

アマゾンプライムって本当に便利ですよね。

自分も何だかんだ3年ぐらいプライム会員に入りっぱなしです。

だって便利だし新しいサービスがどんどん出来るし…。

 

そんな時にビジネス書のランキング1位に

「世界最先端の戦略が分かるamazon」が出てきたので早速ポチりました。

amazonamazonの本が一位って若干怪しい??ww

amazon 世界最先端の戦略がわかる

amazon 世界最先端の戦略がわかる

 

 

読んで思った感想は

amazonさん、本気でお客さんの事考えすぎてて凄いですね!」です。

 

アマゾン社長のジェフベゾスは

地球上で最もお客様を大切にする企業であること

を掲げていましたが、いつまで経ってもここがぶれてない所が最強である所以かなと思います。

 

 

アマゾンはお客様のためにここまでやる!

本の中でアマゾンのすごさをまざまざと見せつけられる訳ですが、本気度と規模が恐ろしいんです。

品揃えを充実させる為に出店企業には何でもしちゃうしお金も貸しちゃう

アマゾンは当然、お客様に買い物を楽しんでもらう為に世界一の品揃えを目指しています。

 

その中で楽天のように、アマゾン以外の企業や商店がアマゾンに出店する機能「アマゾンマーケットプレイスがあります。

 

このマーケットプレイス、出店して、商品をアマゾンの倉庫に送っておくとなんでもやってくれます!

  • 売れた物の配送はいつでもやってくれる
  • 配送網を勝手に開拓してくれるのでめちゃめちゃ早く届けてくれる
  • どうやら近年ドローンで数時間いないに配送してくれるらしい
  • アマゾンダッシュボタンとやらで定期購入をさせてくれるらしい
  • 楽天Yahoo!に出品して売れた物も配送してくれる
  • お金を出せばアマゾンの顧客に広告を出して集客してくれる

 

などなど、企業が出店しやすい環境を整えてどんどん品揃えを強化しています。

それ以外に、

「出店者が売れすぎて在庫切らしちゃった時等、お金に困ったらすぐに貸してくれる制度がある」とか最強すぎる!

 

これはもう他のモールに出店する意味ないじゃないか、、、

 

お客さんが欲しいと思う優良商品を扱う企業があれば是が非でも買う

アマゾンはいくつかM&Aをしてきてますが、その執念が恐ろしい。

 

とあるお客さんに大人気のオムツを売る会社をアマゾンさんが欲しいと思ったそうです。

ところがオムツの会社は断ったそう。

 

しかしアマゾンさんはそこで諦めなかった…

類似の商品を同じ手法でしかも低価格で販売し出したのです!

そうするとなにが起こるかというと

同じような商品で低価格なので買いたいオムツの会社の市場シェアと売上が落ちるんです。

 

そして

弱った所で再度M&Aを仕掛けてあっさり買収しましたとさ…

 

アマゾンさんは自分のプラットフォームで売った方が顧客にとって便利だと思った商品は絶対になんとしても手に入れる。

資本力もさることながら執念が恐ろしいですね。

 

 

株主を納得させる為に経営学の基本まで変えちゃった!

これは結構びっくりしたんですが、アマゾンは上場してから10年以上株主に配当金を出したことがないらしいです!

 

しかも、事業で得た利益はほとんど設備投資に回して、本業(物販)の利益はほとんど残らないんですww

 

配送やら、ドローンやら、貸金やら、M&Aやらやっていたら流石に回らないですよね。

 

でも、アマゾン以外の会社がこんなことしてたら株主に見放されて資金が回らなくなっちゃいますよね?

そこでジェフベゾスは新しい経営概念を作り出してしまったんです。

 

キャッシュフロー経営という新しい概念を作ってしまった

キャッシュフロー経営とは

キャッシュ・フロー経営とは、損益計算書上の利益を追求するだけでなく、その企業活動において、「どれだけのキャッシュ(現金資金)を稼ぎ出せるか」ということを重視する経営である。

(引用:Wikipedia

こんな感じのこと。

 

簡単にいうと今まで「資産と負債」でやってたのを「現金の流れ」に重きを置きましょうというもの。

 

そしてこれを提唱したのがアマゾンなんですね。

 

なんでかというと、売り上げはちゃんとあるから設備投資をいっぱいしたいし、設備投資の結果ってすぐに出ないから、今までの損益計算だと悪く見える。

損益計算書だと設備投資は負債になってしまって見え方が悪い。

 

だから、ちゃんと現金で回ってるから株主の皆さん株券買ってくださいねー!ってことです。

 

このキャシュフローの概念でお金を集める為に本業以外のサービスで利益を稼いでる

アマゾンの利益の根源はAWS(アマゾンウェブサービス)というものって知ってました?

Amazon Web Services(アマゾン ウェブ サービス、AWS)とは、Amazon.comにより提供されているクラウドコンピューティングサービス(ウェブサービス)である。クラウドのタイプとしてはIaaSに分類される。これらのサービスは全世界で18の地域に提供されている(2018年現在)。AWSの有名なサービスにAmazon Elastic Compute Cloud (EC2) とAmazon Simple Storage Service (S3) がある。各組織が独自に保有し、仕様変更には長時間の物理的な作業を必要とするサーバファームと比較して、AWSは需要に応じた計算能力を、設定変更のみで速やかに提供出来ることが強みである。クラウドの分野でのAWSの世界的シェアは33%前後で世界1位である[1]。世界的シェア13%前後で世界2位のMicrosoft Azureを大きく引き離している。

(引用;Wikipedia

簡単にいうと企業にクラウドサーバーを貸して使用料としてお金を稼ぐ方法なのですが…

利点は年間契約するとキャッシュが先に入るのでキャッシュフロー経営にはもってこいの方法なんです!

 

ということは、、

本業が続けられるようにキャッシュフロー経営を提唱して、それに有利なビジネスで本業以外に稼ぎを得るということですね。

 

なんとも理にかなった方法なのでしょうか。

 

【世界最先端の戦略が分かるamazon】を書いた成毛眞さんとは?

成毛さんの経歴は、転職を何回かされて起業されているところが

結構日本的じゃないところが個人的には面白いです。

 

1979年中央大学商学部卒業。自動車部品メーカー、アスキーなどを経て1986年にマイクロソフト株式会社(日本法人、以下MSKK)入社。1991年よりMSKK代表取締役社長。2000年に退社後、同年5月に投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。事業内容は、上場企業にコンサルティングを行い、業績が上がることで株価上昇のキャピタルゲインを得る成果報酬型コンサルティング事業。成毛曰く「自己責任型のコンサルティング会社である」。

(引用;Wikipedia

 

マイクロソフト株式会社日本法人の元社長!?

 

作者がライバルの元社長とは、、、

どうりで色々詳細に書かれているし、目線が現場的なんですね。

 

マイクロソフト日本法人の元社長がamazonを語る

これは売れない訳ないですね。。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

amazonの凄さが存分に分かる内容となってます。

 

本の中に

amazonは経営の教科書だ。

という一文がありました。

 

個人的にアマゾンの凄いところは「徹底的なお客様主義」にあると思います。

 

商売の基本は安く仕入れて高く売る。と昔から言われてきました。

これって正直お客様には不利益なことですよね。

 

この常識から変えたことにアマゾンの凄さがあるんだと思います。

 

そして愚直にお客様を考えて良い商品を売るために死力を尽くす。

追求しすぎて赤字になっても、その過程で生まれたノウハウを商品として売ってお客様に還元する。

 

社長のジェフベゾスは、正直商売のことは考えてないんじゃないでしょうか?

 

お客様にとって最高の世界を目指していたら世界を飲み込むほど勝手に会社がでかくなっちゃった。

こんな感覚なんじゃないかと想像します。

 

さて、アマゾンが世界一の会社になったらジェフベゾスはどうするのでしょうか?

 

 

P.S【世界最先端の戦略が分かるamazon】はこんな曲を聴きながら読みたい

 

youtu.be

 

Watching it come true,
実現するのを見たら
it's taking over you
君は虜になるだろう
Oh, this is the greatest show
あぁ、これは素晴らしきショーだ